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救いの神はツンデレツインテール少女!【熟女JK3】

なずな「冒頭はこちらです。今回は、ヒロインの登場です(照れ」

kissing_heart

「おっす、なずなっ! 久しぶりっ」

 長いツインテールを振りながら、太陽の笑顔で駆けてくる少女。
 彼女が、私の親友・五月女さおとめ羽莉うりです。

 テーブルをはさんで、私の対面に腰かける羽莉。
 彼女のまとうグレーのブレザーから、ふわり……と、少し大人っぽい香りが吹いてきました。
ツンデレツインテールブレザー
 鋭くとがった明るい美顔にも、あと一歩で大人の女性に届きそうな、微かな色香が漂っています。

「なんか、生放送の直後に呼び出したりしてゴメンね」

「いいのいいの。仕事と違って打ち上げがあるわけじゃないし。けど懐かしいなぁこの店も」

 白を基調にした感じのいい喫茶店を、羽莉はどこか遠い目で眺めまわします。
 私も、観葉植物以外には装飾がない、この質素ながら洒脱な店が、とても気に入っていました。

「せっかく見つけたのに、結局3~4回しか来れなかったよね。最後に来たのは、たしか、羽莉がドラマの主人公の娘役をやるって決まった、あのお祝いのときだから……」

「もう一年ぶり、か」

 この店は、私の学校と羽莉の学校の、ちょうど中間地点に位置していて、羽莉のほうからは三駅、私のほうからは二駅、電車に揺られる必要があります。

 中学時代も電車通学だった羽莉。
 ですから学校が別々になってしまった高校生活で、なかなか会えない日々が続いてしまうのは、まあ当然の成りゆきと、いえるかもしれませんね。

 羽莉は私の顔より少し下あたりを、微笑ましく見つめていました。

「やっぱセーラー服はカワイイわ」

「えぇ? ブレザーのほうがイマドキっぽくていいよ」

「でもさ、日本人の価値観を総体的に眺めると、セーラー服に憧れる人のほうが多いでしょ」

「そんなこと、ないよ」

 ──紅茶に映るセーラー服姿の自分を見下ろして、私は暗くうつむいてしまいます。

〔うぁぁーっ、ああっ、若い頃に戻ったようだよ、うはぁぁーっ〕

 母のセーラー服姿に興奮した父の、あの咆哮を思い出してしまって。
 羽莉は氷をカランコロンと鳴らし、喉をうるおした後で軽く笑いました。

「あ、はは。お互い、隣の芝生が青く見えてるだけか」

 中学時代、地味なボレロ制服で登校していた私たちは、セーラーが可愛いとか、ブレザーが素敵とか、よく話したものです。

「うん……」

 力なく返事をする私。
 てっきり私たちは、普通の会話を交わせていると、思っていました。
 なのに羽莉はエビグラタンをオーダーすると、姿勢を正して私を真っすぐに見つめてきます。

「なずな、あんた、なにかあったでしょ」

 バレていました。
 いつもの私ならここで、心配かけるまいって取り繕うところです。
 でも、今の私にはそんな余力さえ残っていませんでした。

「どうして、わかるの?」

 それは、遠巻きな肯定。
 羽莉は頬杖をつくと、窓の向こう、せわしく流れる景色を眺めます。

「生放送へのコメント、確認したのよ。どれがなずなかは、すぐわかった。でも、あなた途中から参加したでしょ?」

 自室での〈あれ〉を目撃して、公衆トイレで自慰して、吐いて、それから視聴したわけですから、最初の三分の一は見れなかったのです。

「うん」

「学校を早退してまで私の放送を観てくれるつもりでいたのに、参加したのは途中から。ねえもしかして、早退したことが親にバレて怒られたりした?」

 とても親身に語りかけてくれる羽莉に、すべてを話してしまいたい衝動にかられました。
 でも……、喉元まで言葉がこみ上げてきたところで、最後の恥じらいがそれをせき止めてしまうのです。
 これはいわゆる身内の恥、ですから。

「ごめん羽莉。これは、自分でなんとかしなきゃいけないことなの」

「うん。たしかに、あるよ、そういう、自分でどうにかするしかないことは。でも、今なずなが悩んでる問題は、他人から押しつけられた苦しみなんじゃないの?」

 まるで鏡に映した自分みたいに、私の心の内側を言い当ててくる羽莉。

「な、なんでっ」

 潮を吹くようにこみ上げてくる感情。
 ティーカップの取っ手をつかんだ指が震えて、ソーサーがカチカチと冷たく鳴ります。

 羽莉は痛々しげにうつむいて、乱れ波打つ私の心に同調してくれているようでした。

「なんでって……三年も付き合ったじゃない? あなた、自分の性格が原因で悩んでるときは、絶対それを顔に出さないもの」

「羽莉……」

 うつむいて、すがるような上目を羽莉へ向けると、彼女は真摯な顔で睨みつけてきました。
 でもそれは、私を睨んでるんじゃなく、きっと、私を悩ませている存在を、睨みつけてるんだということが、手に取るようにわかります。

「なずなを悩ませる奴らがいたら、私が許さないから! 少しでも自分がヤバいって、すぐ連絡してよ? じゃなきゃ友達やめる」

 実に羽莉らしい、力強い宣言。
 羽莉の襟元で輝く深紅のリボンが、彼女の明朗な気高さを象徴しているようでした。

「ありがとう。わかった。でも、羽莉に迷惑かけられないよ」

 私は社交辞令的に二の足を踏みます。
 羽莉は案の定、迷惑そうにため息をつきながら、早口で言葉を並べ立ててきました。

「私、女優だからお金持ってるし、母はシングルマザーの弁護士だから、力になれないってことはないわ」

「いいな……そういう生活、憧れちゃう」

「両親と、なにかあったのね。前はなずな、両親のこと自慢ばっかりしてて、母子家庭の私のほうがあなたに憧れるくらいだったのに」

 誘導尋問……だったようです。

「…………」

 私が沈黙したところで、ウェイターさんが料理を運んできました。
 羽莉はフォークを持って、その表情に軽さを戻します。

「もうやめよ、なずなイジメるの。食べましょう」

「うん……」

 吐いて空っぽになった胃。
 羽莉のおかげで少し心が元気になると、強い空腹が押し寄せてきて……

 私は羽莉をほんの少しでも安心させるため、頼んだミートボールスパゲティをテンポよく口へ運んでいきました。
 私は負けない──そう心に誓いながら。
 でも、それもおかしな話です。私は、なにと戦えばいいのでしょう?

pensive

羽莉「今回エロなしだったのに、ここまで読んでくれてありがとね。面白かったらランキングバナーをクリックしてほしいわ♪」


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