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夜の街で奇跡の再会! そのままデートへ…【おねショタ中編/Scene.4-A】

雅加「プロローグはここ。あと、グローバルメニュー(スマホの場合は記事下)の『目録』も使ってほしいな」
瑞乃「Scene.4は、おデートとクンニですっ」
雅加「(笑顔で言うなし)」


sweat_smile

「ちょっと出かけてくる」

 次の日の夜、ボクはホコリをかぶった上着を羽織って、リビングの両親に声をかけていた。

「どこへ行くんだ」

「コンビニ」

「すぐ帰ってくるのよ?」

「うん」

 そうして、玄関のドアノブを鳴らすと、忍び足でまた廊下へ戻る。
 両親の反応を聞くためだ。

「かなりの変化ね。朝苗さんのおかげだわ」

「ああ。二年間も外へ出なかったというのに。ボランティアの効果というのもバカにできないんだな」

「そうねぇ。これで学校に行けるようになってくれれば解決なんだけれど」

「いや、半年後には卒業だろう。それでは復学したとしてもあまり意味がない」

「ああそうだったわねぇ……。大検を受けさせるほうが解決につながるかしら?」

 変化、効果、意味、解決……
 この人たちにとって、子育ては一つのゲームなんだろう。

 二十歳になったとき、普通に社会へと送り出せればゲームクリアー、それがダメなゲームオーバー。
 なんてせせこましいんだ。

 日ごろから、──もしかしたら生まれてからずっと、この両親の元で感じてつづけてきた息苦しさ。
 それが今、いよいよ限界に達するのを感じて、ボクは外へ飛び出していた。

 一応、外へ出たはいいものの、二年ぶりに出る〔空の下〕は広すぎて……
 戸惑ったボクは、玄関に背をもたれて呆然としていた。

 すぐ帰ってくるのよと母も言っていることだし、しばらくたたずんだ後、家に戻ることにしよう。
 外へ出たという事実さえあれば、それを瑞乃さんの実績にしてあげることはできるわけだから。

 弱々しいため息をついて、遠くを眺める。
 少し離れた自販機の閃光も、遠い団地の窓灯かりも、秋の夜霧にほんのりかすんで──
 こうしていると、なんのことはない住宅街も、そこはかとなく幻想的に思えてくるから不思議なもの。

 けれど、その景色を見つめていても、ボクの心は無限に満たされることがなかった。
 なぜなのか。

 自分の心を問い詰めていくと、答えは簡単にわかった。
 あの場所を瑞乃さんと二人で歩けたら──そんな欲求が、胸の底でうずいているからだ。

 さあ、これだけ物思いに耽ったのなら、コンビニへ行って帰ってくるのに等しい時間は稼げただろう。
 家のなかへ戻ろうと、体の向きを変えた次の瞬間、

「ちょっと、雅加君っ?」

 この背中に、いるはずのない人の声。
 振り返ると、夜霧の羽衣をまとった瑞乃さんが、向こうの道路にポツンとたたずんでいた。

「え、瑞乃さん?」

 頼まれてもいないのに自然と、外の世界をめがけて動く全身。
 何歩か進んで、門を開けてさらに歩く。

 夜空の高さそのものが、ボクには怪獣さながらに恐ろしい。
 だけれど、──彼女の元へたどり着きたい──その想いの強さが、気弱な恐怖をたやすく押しのけてしまっていた。

 瑞乃さんはきっと、これがボクにとっての久しぶりの外出だということに気づいている。
 だから、あんなにも優しくて、でもちょっぴり誇らしげな笑顔を浮かべてくれているに違いない。
瑞乃夜街
 いつもはポップで気さくな彼女だけれど、今は白い霧をオーラにしているせいか、どこか静穏な落ち着きを感じさせてくる。

「なんか会いたくなって……来ちゃった。夜の生活態度を確認に──とか理由づけしたら、会わせてもらえるかなって。そしたら外に雅加君がいるんだもん」

 ただもう素直に単純に、すごく嬉しかった。
 ボクに会いたくって街を歩いてきてくれる人なんて、間違いなく初めてだから。

「瑞乃さん、ナースキャップ、外し忘れてる」

 嬉しさをダイレクトに出すのが恥ずかしくて、さっそく彼女のドジを指摘してみせる。

「うゎっひゃぃっ! どうりで変な目で見られるわけだ!」

「…………」

 見惚れつつもあきれるボクに、瑞乃さんはそっと左手を差し出してきた。

「ちょっと、そのへん歩こっか」

「え」

 ついさっきの願いがもう叶ってしまってドッキリ。
 それが伝わったのか、瑞乃さんはほんのり厳しくボクをにらんだ。

「こらぁ、これもボランティアの一環だぞ?」

「わかってるさ! 外を歩く練習でしょう?」

「そのとおり! 行くぞ」

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雅加「でも、一番ボクを羨ましいって思ってるのはきっと……」
瑞乃「ああ、左サイドバーで着物に精子ぶっかけられてニヤけながら、〔無駄のない理想的な官能を〕とか言ってる人ね。ってか左サイドバー消えちゃったのね~」



カテゴリー: Scene.4【夜霧に包まれたクンニ】, ドジっ娘ナースが引きこもりのボクに行なったHなショック療法のこと タグ: , , , パーマリンク