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悲しい告白【おねショタ中編/Scene.3-C】

雅加「プロローグはここです」
瑞乃「今回の章はエロなしか……。まあ、たまにはいいかもね」
雅加「瑞乃のドジって、エロより強烈かも」
瑞乃「腐腐腐腐腐フフフフフ
雅加「???」


trollface

 ボクたちはテーブルをはさんで座って、なぜだか物静かにコーラを飲む。

「昨日はすぐ帰っちゃってごめん。あのまま一緒にいたら、私、君に最後まであげないと気が済まなくなってたと思うから」

「ボクも、あれ以上一緒にいたら、瑞乃さんに襲いかかってたかも」

 ああ、自分の頬が赤くなっていくのを隠すのが、とても大変だ。

 いっぽう、瑞乃さんのほうは上気する頬を隠さず、上品な恥じらいの笑みをボクに向けてきた。
 短くて鋭いショートボブのせいか、それとも中央でキッパリ分けた前髪のせいか、一つ一つの表情がとても洒脱にきらめいている。

「例の元カレが学校に来なくなったのってね、私がカレに全部〔あげよう〕って、そう決めた次の日からだったの」

 だから、境遇も風貌もその元カレと似たボクに、突発的な欲情をしたということか。

「ふーん」

 やや冷たく返すと、瑞乃さんはギリッと表情をとがらせた。

「女子中学生がそういう決心するの、タイヘンなことなのよ!?」

「ごめん」

 素直に謝ると、瑞乃さんは慌てたように苦笑い。

「あ、べつに、君を元カレの代わりとかは思ってないし、もう、私のなかでカレのことは昔のことになってて、その……」

 ボクは無表情に首を横に振るしかなかった。

「それは、いいよ。わかってるし。ボクも、気持ちよかったし」

「うん……」

 なんとなく気まずい、緩やかな沈黙。

 そしてなんの脈略もなく……

「────────ブハァアアアアァーッ? ちょっと!?」

 突然、ボクは炭酸をぶっかけられた。

「〔ちょっと!?〕はこっちのセリフだ!」

 瑞乃さんはまた慌ててハンカチを出すと、ボクの顔にかかったコーラをぬぐう。
 それも、申し訳なさそうというより、なんだか決然とした表情で!

「ちょっと君! さっき、〔瑞乃さんイジメられてる〕って言ったね!?」

 ボクは呑気にコーラをゴクリ。

「気づくの遅すぎ」

 瑞乃さんは逆に、微妙に取り乱していく。

「ちょっと、君がイジメられてたなんて、私ご両親から聞いてないよ!?」

「だからそういう両親なの。ボクと向き合うのが面倒なんだよ。だから、瑞乃さんにすべてを丸投げしたわけ」

 達観したように語ると、瑞乃さんはボクのすぐ隣まで来て膝立ちする。

「そ、そんなことっ……。じゃ、じゃあ、君、この家で一人ぼっちじゃない!?」

 今まで、鼻で笑うように諦めていたボク自身の現状。
 瑞乃さんに泣き濡れた声で同情されると、干からびていたこの胸の底から、涙の泉が湧き出るようだった。

「そっ、そうだよ。瑞乃さんの知ってるとおり、一人でオナニーするくらいしか、心の逃げ場がないんだ」

 自分の声が情けなく震えてしまって恥ずかしいなと、そんなことを感じながら告白していた次の瞬間──
 ボクはまた、瑞乃さんに抱きすくめられていた。

 昨日のあの、ボクの精液にまみれた妖しい温もりとは違う、とても優しくてメンタルな抱擁。
 この世のすべての苦悩とか恐怖を溶かしてくれるような、その柔らかすぎる胸の温かさに、ボクは甘く目を細めていた。

「薬の匂いがするね」

 ナース服から漂う薬の匂いも、ボクの心を的確に治癒してくれるよう。

「あ、薬くさいよね。ごめん」

 離れようとする瑞乃さんにしっかり抱きついて、ボクは、彼女の胸にうずもれた口で告白する。

「瑞乃さん……好き」

 大事な言葉を告げられた瑞乃さんは、徐々に徐々に体温を上げて、

「私も……雅加君のこと、好きよ」

 ぎゅっと抱きしめ返してくれる。その熱は、父や母からも感じたことのない、聖なる力を帯びていた。

 とんとん拍子すぎる展開。
 でも構わない。
 彼女と付き合いつづけられるのならなんでもいいと、ボクは思った。
 たとえ、瑞乃さんがボクに求めているのが、元カレの面影だけだったとしても。

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雅加「今回も、瑞乃のドジが気に入っちゃった人は、ランキングバナーをクリックして下さいね」
瑞乃「腐腐腐フフフ、ドジっ娘は人を惹きつける力を持つのよ~」
雅加「まさか! わざとドジやってるってことはないよね?」
瑞乃「腐腐腐腐フフフフ腐腐腐腐フフフフ
雅加「その気持ち悪い笑い方やめてorz」




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